今年、資格試験にチャレンジされる方に、資格試験の日程の他、試験結果、試験の難易度、受験対策などの各種の最新情報を掲載しています。

2017年09月22日

プログラミング言語のトレンド

2017年のプログラミング言語別の求人トレンド(indeed.comから抜粋)を見ると、CやSQL、Java、JavaScriptなどには依然として多くの求人があります。ただ、もう一つ、求人リストを基にプログラミング言語別の重要性を比較したリスト「Angel List Job Postings(USA) as of February 2016」は、2016年のデータですが、このリストではJavaScriptの需要は相変わらずですが、新興企業ではJavaやC、C++ などよりPythonおよびRuby (on Rails)が圧倒的に必要とされていることが分かります。
また、求人広告で提示された給与の平均値から言語別給与ランキングを出していますが、@C++ ARuby BJava CPython の順になっており、Ruby、C++またはJavaを知っている技術者は、高い初任給を得られるようです。「中でも特に、優秀なRubyとPythonの開発者は不足し、高い需要があるため、RubyとPythonは潜在的に最も高い給料を得られるでしょう」と解説されています。
現に、Rubyは、Web向けプログラミング言語の中ではTOP3に入る人気の言語で、世界中で多くの人が使用しているプログラミング言語です、と紹介されています。

それで今回は「プログラミング言語のトレンド」として「Ruby技術者認定試験」を取り上げました。
「Ruby技術者認定試験制度」は、Rubyをベースとしたシステムを設計・開発・運用するエンジニア、システムの提案を行うコンサルタント、講師などを対象とした認定試験制度で、試験の合格者は「Ruby Association Certified Ruby Programmer」として認定され、Rubyアソシエーションが発行する認定証が交付されます。

試験はコンピュータを利用したCBT方式で行われます。問題数や制限時間は次のとおりです。
問題数:50問  試験時間:90分  合格ライン:75%
※1問あたり2点で、50問中38問以上の正解で合格となります。
試験の種類には「シルバー」と「ゴールド」の2つがあります。シルバーの出題範囲は、Rubyの基本的な文法や、組み込みライブラリ・標準ライブラリとなっています。シルバー試験の学習を進めれば、基本的なコーディング技術を十分に習得できます。Rubyの基礎を理解し、コードを自力で書けるようになれば、シルバーの資格は問題なく取得できます。また、ゴールドはシルバー試験の出題範囲を、さらに掘り下げて出題されます。基礎だけでなく、ライブラリ知識やアプリケーション設計のためのクラスやオブジェクトに関する知識も問われます。プログラムの設計までできるレベルとされています。

Ruby資格を取得しRuby技術者として認定されると、Ruby技術者としての技術力を正式に評価され、高い水準のシステム開発能力を持つと認定されます。また、Ruby資格を持っていることで、最先端の技術を持っているというアピールにつながり、就職・転職先の企業には好印象を与えられると思います。
さらに、Rubyの場合は、企業で開発言語として採用されているケースが多いため、ゲーム・Web系のベンチャー企業への就職には有利です。

Rubyに少しでも関心を持たれたら、ぜひ一度チャレンジされたらどうでしょうか。
◆Ruby受検に役立つ教材
@ドットインストールの「UNIXコマンド入門 [一般ユーザー編] (全24回)」講座
Aドットインストールの「ローカル開発環境の構築 [Windows編] (全14回)」講座
Bドットインストールの「Ruby入門 (全26回)」講座
CRUBY技術者認定試験 公式ガイド (ITpro BOOKs)
※あとは、この参考書の反復勉強を繰り返す。
ドットインストール:3分動画でマスターする「初心者向けプログラミング学習サイト」






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2017年09月20日

セキュリティエンジニア

情報通信技術が発達した社会には、必ず情報の盗難やコンピュータシステムの破壊といった犯罪があります。そういった情報社会に住んでいる私たちがインターネットやコンピュータを安心して使い続けられるように、大切な情報が外部に漏れたり、ウイルスに感染してデータが壊されたり、普段使っているサービスが急に使えなくなったりするようなことがないように必要な対策をすることを情報セキュリティ対策と言います。

インターネットなど情報通信技術への社会の依存度が高まるにしたがって、情報セキュリティ対策は、ますます重要になってきています。
そのような情報セキュリティへの意識の高まりから、近年、急速に需要が高まっているのが「セキュリティエンジニア」という専門資格を持ったプロフェショナルです。今回は、求められるセキュリティエンジニアになるために取得すべき資格を紹介します。
ただ、セキュリティエンジニアとして働くために、必ず資格が必要というわけではありません。しかし、セキュリティエンジニアとしての知識を身に付けたり、スキルがあることを証明するための資格がいくつかあり、セキュリティエンジニアとしてのスキルアップを図るためにも資格の取得を目指すことは大切なことだと思います。

@シスコ技術者認定(セキュリティ)
資格の種類
・CCENT
 基本的なネットワークセキュリティの知識を認定する基礎レベルの資格。
・CCNA Security
 セキュリティエンジニアになるための基礎レベルの資格。
・CCNP Security
 セキュリティエンジニアとしての高く豊富な知識を証明できる上位レベルの資格。
・CCIE Security
 最も難易度が高い最上位資格。国際的にも通用、一流のセキュリティスペシャリストとして評価されます。
※シスコ技術者認定試験は、上位レベルの試験を受けるには下位レベルの資格を取得しなければなりません。

Aネットワーク情報セキュリティマネージャー(NISM)
この資格は、セキュリティ専門家を育成することを目的とし、攻撃者による不正アクセスなどの危険性に対処するために創設されたベンダーフリーの資格試験です。この資格を取得するためには、NISM推進協議会が実施する資格認定のための講習を受け、一定のレベルに達することにより有資格者として認定されます。

BCompTIA Security+
CompTIA Security+は、世界的に認知されている信頼度の高い資格で、CompTIAが実施する資格試験です。資格が取得できれば、セキュリティ技術者としての知識やスキル、能力などを証明することができます。

C公認情報セキュリティマネージャー(CISM)
この資格は、セキュリティプログラムのマネジメントや設計、監督などを行う情報システム監査人を対象としたセキュリティ管理者のための国際的な資格です。公認情報セキュリティマネージャーとして認定されるためには、情報セキュリティ管理に関する5年以上の実務経験が必要です。

D情報処理安全確保支援士(登録情報スペシャリスト )
サイバーセキュリティ分野における初の新しい国家資格で、認定試験は、平成29年度春期試験より開始されました。この資格は、最新のセキュリティに関する知識・技能を備えた、高度かつ実践的な人材に関する国家資格として創設された資格です。専門人材を見える化し、活用できる環境を整備することで情報処理安全支援士の名称を有資格者に独占的に使用させて活用できるよう登録簿が整備されています。

※独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)の「情報セキュリティ人材の育成に関する基礎調査」によると、国内の情報セキュリティ人材は約23万人いますが、十分な知識を身につけている自在はそのなかで9万人しかいません。企業のニーズを満たす人材が不足しているのが実情であり、求人数が急増しています。セキュリティエンジニアの資格を取得出来れば、一生モノのスキルを手に入れることになるでしょう。
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2017年09月19日

地域限定保育士試験の難易度

毎日のように新聞やテレビで報じられているように、原因はいろいろあるようですが、「待機児童」や「保育士不足」の現状は変わらず、保育士は求人広告を出しても集まらないのが実状です。こういった状況を少しでも改善するために考えられた苦肉の策が「地域限定保育士」の制度です。
「保育士」になるのは、実はかなり大変なのです。保育士は国家資格で資格を取得する方法は、大きくわけて2つです。1つは厚生労働大臣指定の4年制大学、短期大学、専門学校などの指定保育士養成施設へ進学して、その課程を修了する方法です。もう一つは毎年1回行われる「保育士」の国家試験を受験して合格する方法です。
問題は後者の国家試験の難易度が高く、合格率は20%弱の難関試験なのです。これが原因して合格数が少ないことと、それに加えて保育士の労働環境が悪すぎるということから保育士が集まらない、と言われています。

そこで出てきたのが「地域限定保育士」です。政府は2014年10月の国家戦略特区諮問会議にて、特区として指定した地域に限り、通常は年1回である保育士試験を年2回に増やし、試験を受けた都府県内で通用する「地域限定保育士」資格を新しく創設することを決定しました。
現状では、保育士試験は年1回で、試験日程や出題される問題も全国一律となっています。そこに、東京圏、関西圏などの指定した地域で年2回目の試験を追加で実施し、2回目の試験の合格者には「地域限定保育士」の資格を授与することになったのです。

地域限定保育士の試験が「第2回(後期)保育士試験」として初めて行われたのは、昨年2016年(平成28年)です。1次筆記試験が平成28年10月22日(土)〜23日(日)、2次の実技試験が平成28年12月11日(日)に全国46の自治体で実施されました。今年(平成29年)は、1次試験が10月21日(土)〜22日(日)、2次実技試験が12月10日(日)に行われる予定です。
地域限定保育士試験の合格者は、地域限定保育士として登録後、3年間は受験した自治体で保育士として働くことができます。さらに登録を行ってから3年を経過すれば、全国で「保育士」として働くことができます。

保育士試験は筆記試験と実技試験に分かれ、うち筆記試験は9つの分野ごとの科目合格制で、1科目合格すれば、3年以内の受験のときにはその科目は免除されます。また1次の筆記試験合格者のみ、2次の実技試験を受けることができます。そのため、試験の回数を増やすだけで、合格のチャンスは増えることになります。例えば、地域限定保育士試験の筆記試験で合格した科目は、通常の保育士試験でも免除可能なので、地域限定試験も含めれば、チャンスは9回に増加することになります。

気になるところは、地域限定保育士の試験の難易度ですが、第1回試験を見る限りでは、難易度は地域限定でも変わりません、今までの保育士試験と同じです。平成28年度の保育士試験の合格率は25.8%でした。年々合格率は上昇していますが、幼稚園教諭の方に保育教諭になるための受験が奨められていることが影響している可能性もありますが、試験が簡単になった、というわけではないように思います。
最後に地域限定保育士試験のメリットとデメリットを書いておきます。
・メリット:合格のチャンスが増えたこと。
      実技試験の代わりに実技講習に参加すれば合格ができること(神奈川県のみ)
・デメリット:3年間は働く場所が限定されること。

※参考情報
・国家試験で合格率20〜25%は確かに低いですが、この試験は科目合格制であることを考えれば、難易度はそれほど高いわけではないようです。
・神奈川県の地域限定保育士試験は、@県独自の筆記試験問題を行います。A実技試験に代わる保育実技講習を行いますので実技試験はありません。B神奈川県外の在住の人でも受験することができます。




posted by さんすけ at 06:54| Comment(0) | 育児関係資格ニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年09月17日

新しい資格の創設

平成30年12月に第1回試験が予定されている新資格「公認心理師」に関する法律、「公認心理師法案」が9月9日に議員立法により成立し、昨日9月16日に公布されました。一昨年の6月18日 (水)に衆議院の文部科学委員会にて、はじめて立案、説明をされて以来、約1年3ヵ月かかりました。この資格は国家資格なので、多くの審議などを経て成立することになるので、交付されるまでに時間がかかるのですが、民間資格や検定試験、認定試験などは、それほど時間はかかりませんので、今年も多くの資格試験、検定試験などが誕生しています。今年誕生した主だった試験をピックアップしてみました。

【法律関係】
「円満相続遺言支援士」
 全国相続協会が4月に創設を発表しました。
「知的財産法学試験」、通称「IPLawTest(アイピー・ロー・テスト)
 知的財産研究教育財団が4月に創設、受験申込受付を開始しました。

【不動産・建築関係】
「宅建マイスター認定試験」
 6月末に発表、8月に第1回試験が実施されました。
「舗装診断士」
 1月に発表され、第1回試験が6月に実施スタートしました。

【税務・証券関係】
日商簿記「初級」 
 この検定試験は昨年11月に発表され、2017年試験からスタートしています。

【IT・情報関係】
情報処理安全確保支援士(登録セキスペ)
 平成29年度春期 第1回試験の結果は、合格率16.3% (応募者数25,130名 受験者数17,266名 合格者数2,822名)でした。
「DevOps Master資格」
 短期間でソフトウエアを開発して提供するための知識などを認定する試験。3月にスタート。
「SNSリスクマネジメント検定」 「SNSエキスパート検定」
 SNSに関する正しい知識を体系的かつ網羅的に学ぶ試験。4月からスタートしました。
「210-250J SECFND」「210-255J SECOPS」
 CCNA Cyber Ops認定資格を取得するための日本語試験。2月下旬からスタート。
「SEO検定」1〜4級資格
 全日本SEO協会が主催、3月からスタートしました。
「公認情報セキュリティ監査人の資格コース」
 JASAが認定する、情報処理安全確保支援士を対象とした資格取得のコース。4月に発表されました。
「実践JavaTM技術者試験」
 今年の4月17日よりスタートしています。
「IBM Watson Application Development」日本語版
 「IBM Watson」を活用するアプリケーション開発のスキルを認定する資格。IBM認定で4月配信開始。
「Cyber Security Analyst+」(CSA+)
 CompTIAが認定する資格試験。6月に開始。
Google Web Developers認定資格
 Googleの認定資格。立ち上げを9月初めに発表しました。

【語学関係】
「実用英語技能検定4技能CBT(名称未定)」
 英検協会が7月に発表。2018年の運用開始を予定。

【環境・技術関係】
「E検定試験」エントリーレベル
 2月に発表、3月からCBT方式で開始されています。
「PVマスター保守点検技術者」
 PV協会が9月に創設を発表。第1回試験は2018年2月の予定。

【その他・サービス関係】
「SIS検定」
 サービス業で働く人のための資格です。4月に第1回試験が実施されました。
「国宝検定」
 国宝検定実行委員会が主催する日本の国宝の知識を問う試験。9月に受付開始、現在受付中。




posted by さんすけ at 11:02| Comment(0) | 資格関連情報 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする