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2017年12月22日

「ファイナンシャルプランニング技能士」という資格

「FP技能士(ファイナンシャルプランニング技能士)」という資格は、種類が多くて分かりにくいだけではない、ちょっと変わった資格であることを最近知りました。「種類」に関しては、資格試験について多少なりとも体験した方なら、大概の方が知っているように、国家資格として「FP技能士」が1級から3級まであり、それ以外に民間資格として、ファイナンシャルプランナー「CFP」と「AFP」の資格があります。そして「FP技能士」の主催者が日本FP協会と金融財政事情研究会の2団体あり、「CFP」と「AFP」は日本FP協会が主催しています。さらに、資格の難易度は、AFPが2級FP技能士と、CFPが1級FP技能士とほぼ同等の水準です。AFP、CFPは、FP技能士とは違い、資格の有効期限があります。資格を更新するためには、定められた期間中に日本FP協会が認定する継続教育(AFPは15単位以上、CFPは30単位以上)を受講する必要があります。
資格制度だけでこんなに複雑では、ファイナンシャルプランナーの資格に興味がある人でも、初めての人などは種類がいろいろあって結局、どれを目指せばいいのかよくわからない、と思うのではないでしょうか。

他の資格とはちょっと違う2つ目の点は、FP技能士の「難易度」です。FP技能士の難易度評価は、3級は「やさしい」、2級で「やや易しい」という一般的な評価になっているようで、おおかたの評価は「簡単」です。
そこで、FP技能士の「独学」の標準学習時間をいくつか調べてみました。
2級の標準学習時間は、独学で約100〜300時間。学習期間では3〜5ヶ月としているところが多いようです。
また、3級になると標準学習時間は、50〜約200時間となっています。ここでちょっとわからないことが出てきています。3級は難易度評価は「やさしい」資格です。そんなやさしい資格を取得するのに学習時間が最低ではたった50時間なのに、多い人は200時間かかるというのです。200時間と言えば、月〜土まで毎日2時間、日曜日5時間(週17時間)休みなしで勉強するとして、約12週間(3ヶ月)かかる計算になります。何故それほど差があるのでしょうか。これにはFP技能士という資格特有の理由があります。

少し話が変わりますが、資格試験の勉強をすることで「資格資産の蓄積」ができる、という体験をされたことはありませんか?わかりやすく言うと、もし貴方が「宅建」の資格を持っているとすると、民法関連、特に相続や、成年後見人等々、不動産に関係する試験問題には絶対に強く、有利になります。「社会保険労務士」ならば、年金関係や労基法など、「管理業務主任者やマンション管理士」があると、区分所有法や民法関係、「行政書士」なら、相続などの民法関連や地方自治など、「簿記」があると、計算問題には有利になります。
ここに書いたような資格を取得している人たちがFP技能士を受験しようとする場合、蓄積された「資格資産」が生きてくるため、FP技能士の受験科目の中で、知らないところだけを追加するだけで足りるのです。

それが、今まで資格の勉強をしたことにないような初心者の場合は、基礎知識をゼロから覚えて、という勉強から始めなくてはなりませんので、やさしい資格でも長時間勉強しなくてはならなくなります。「資格資産の蓄積」がないからです。結局、スタートの地点で「資格資産の蓄積」の有無という”差”があることを知っておかなければなりません。
もし貴方が資格試験初心者であるとしたら、間違っても”FP技能士3級は簡単。3週間あれば突破できます!」なんて言葉を信用しないようにしてください。
多くの資格がある中で、特にFP技能士の合格者には他の資格の保有者が多いのです。その理由は、”短時間の勉強でFP技能士が取得できる”からです。

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posted by さんすけ at 16:08 | Comment(0) | 金融・保険関係資格試験ニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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